鳥が飛んで逃げるのを防ぐために行う。完全に飛べなくするやり方と落ちるのに時間がかかるように切る方法がある。急に飛べなくなると足などを痛める可能性があるので高いところには出さないようにする。
羽きりには反対の意見もあるが、確実に外に逃げない状態で放し飼いにするのならば問題ないと思われる。 足を巻き込まないように気を付ける
風切羽といわれる外側の羽を残すように切ります。1枚だけだと強度が確保できないので2〜3枚残して内側をはさみで切ります。このようにすると外側の羽は残っているので見た目のがよくなります。また羽の羽軸から内側だけをそいで半分にするやり方もありますが。鳥が暴れることを考えると短時間で済む方法が負担が少ないでしょう。切る場合には成長中の羽がないか確認してから切ります。
切った後は一度とばしてみて上にいかないか調節します。筋力がついてくると結構飛べてしまうものです。
しばらくすると羽はまた伸びてくるので、クリッピングは繰り返す必要があります。きがついたら飛んで逃げてしまったということにならないように。
動物病院でクリッピングします。クリッピング料金は1050円。 飼い主さんがクリッピングをした場合、「この人によって怖い思いをした」という思いがインコに残り、飼い主さんに対する信頼感を失ってしまうこともあります。その点でも、動物病院に依頼すると安心です。 クリッピングをしたら、そのあとのインコのフォローは十分にしたいもの。スキンシップの時間を増やすなど、いつも以上に愛情を注いであげましょう。
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