歯肉腫(エプーリス)
犬では口腔内腫瘍の約25%を占めます。
歯肉腫は歯根膜から発生する増殖性病変で、良性腫瘍に分類されますが、
種類によっては局所浸潤性があり、骨破壊を起こし、再発をします。
そのため、切除後の病理検査が必要です。
歯石などの歯肉炎が刺激となって引き起こします。口腔内の腫瘍にメラノーマや扁平上皮癌などの悪性の癌も多いのですが表面からふくれるように飛び出す腫瘍はほとんどがエプーリスです。
前臼歯が隠れるほどに歯茎が飛び出している。
切除後、電気メスで切除したので出血なく切除できる。 ここだけなく歯肉全体が肥厚している。スケーリングも併せて実施して口腔内のケアーが必要。