子ウサギの下痢
2カ月以下の子ウサギの下痢は致命的な場合が多い。
治療してもアッというまに衰弱して死亡してしまうことがある。肛門周囲が下痢で汚れて食欲不振な子ウサギは要注意。
原因として 大腸菌性下痢、腸性毒血症、ティザー病などの細菌感染、コクシジュウムやクリプトスポリジウムの原虫類などの感染症が一般的。
治療 抗生剤(エンフロキサシンやクロラムフェニコール、テトラサイクリン)と コクシジュウムの場合はトリメトプリムを使用し、輸液などの支持療法と強制給仕をおこなう
しかし、子ウサギの下痢はどんなに手を尽くしても命を救えないこともあるので、元気に見えても、飼い主には最悪の予後の可能性について伝えておく。