腱はずれ ( ペローシス)
原因
卵に、ビタミンB2・B6・ナイアシン・コリン・Ca・P・Mgが不足しているとことが影響していると言われている。
症状
セキセイインコに多発する。股関節・膝関節さらに足根関節を構成する各骨の骨端が狩猟し、関節の靭帯が弱いため開脚した状態になる。
片脚に起こる場合と両脚の場合がある。
治療
栄養価が高い、正しい差し餌を行う。
テープ固定を行うが、片脚のみの場合や今両脚であっても同じ強さで開いていない場合にはテーピングは不可能である
仮関節が形成されてしまい正常な位置へ脚を戻せない場合がある。これは生後3週間以上たってしまったものに多く、矯正は難しい。

セキセイインコのひなの左足が外側に反転している。紙テープで膝下をテーピングしてみた。慣れるまでは歩けないので、様子を見ながら調節が必要。姿勢が保てない場合はスポンジなどで周りを囲うように固定するとよい。
テーピングが不可能な症例に対しては、根治を焦るよりも、そのままに生活させていく工夫をするべきである、開脚したままでも鳥は良く適応して暮らす。この場合爪が減らないので、鋭くとがりひっかけやすいので定期的に爪を切る必要がある。腹ばいで寝るために竜骨の部分に褥瘡を作ることがある
テープを外したあとは爪が引っかからず滑らない布などを巻き、歩く練習をさせる。徐々に止まり木に止まらせる。