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犬の睾丸腫瘍


浅香山
動物病院

 

犬の睾丸腫瘍

睾丸に腫瘍ができて大きくなることをいいます。腫瘍の種類に「精上皮腫」「セルトリ細胞腫」「間質細胞腫」があります。ほとんどは潜在精巣といって睾丸が正常な位置におりてきていない場合に発生しやすいですが正常な位置でも腫瘍化することがあります。正常な睾丸と比べて大きさが違うようであれば腫瘍を疑います。
腫瘍の種類によっては性ホルモンを異常分泌するために過剰症がみられます。
睾丸の腫瘍は50%の確率で悪性の可能性があります。他の臓器に転移することもあるので注意が必要です。


左右で大きさが違っている。


手術時の状態、陰嚢の上部皮膚を切開する。


正常とくらべて3倍ぐらい大きさが違う


良性であってもホルモン異常などが考えられ、転移の危険性を回避するためにも腫瘍の切除手術を行うのが一般的です。

 

   


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